Tuesday, May 18, 2010

文理の差

 このところ大きな書類作成に邁進しており、twitter発言ばかりで、BLOGにまったく投稿していませんでした。A4、40枚弱の書類ですが、多方面からの情報を集め、チームでがんばってみようかという、ここ数年では大変に珍しい仕事でした。これがうまくいくともっと大変なことになるのですが、今日はともあれ、書類完了。数ヶ月ぶりにほっとしました。

文理融合コラボをくんでみたのですが、ちょっとした事でも、文系と理系の差というのがおもしろいほどよくわかる。プロジェクト提案して、コメントお願いしたあとの反応がまるで違う。

建設的かつ効率(要領?)がよく、批判少なく必要事項をどんどん代われるところは代わって進めていってくれるのが理系さんなら、批判精神にとみ鋭く細かい問題を発見してくれるが、具体的提案は少なく代わって進めるなどということはないのが文系さん。作る、動かす、進める VS 検討、批評、考察指示、みたいな気がします。もちろん、個人差で文理の差ではないという解釈も可能ですし、チームにはどちらも必要です。

私のような拙速人間、誤字誤植なんかどうとでもなる、この段階で本質はそこではない、などという乱暴人間には、細かく緻密なコラボレ-タはとても貴重です。一方、文系の悪癖で過剰品質で文章と概念にはまってしまって出てこられなくなることも多い時に、理工系の「はい、やっときました!」みたいな反応はとても嬉しい。

今回の話はさておき、これまでも共同研究を一緒にさせていただいた人たちというのは、
「はい、やります!」ではなくて「やっときました!」という反応を返してくるかたが多くて大好きでした。世界中のWWW系会議で大活躍中の若手M先生とか、典型です。

身の回りをみわたしても「やりましょー」「やります!」といってくださるかたさえ、本当に貴重。私もちゃんと「やっておきました」といえるように、仕事をしっかりせねば。このミッションにかかわっている間、放置しっぱなしのあれこれ。家中は散乱、冷蔵庫は空、査読とゲラと解析途中のデータセットが待っています。

久しぶりに真剣に書類作ったので、結果どうなっても悔い無しです。 

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