Monday, October 23, 2006

竹馬や

※11月23日 朝日新聞 1面の下に、新曜社「競争の社会的構造」の広告が出ました。(御礼)
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 竹馬やいろはにほへとちりぢりに

 久保田万太郎氏の句である。歳時記 ?で考えると、竹馬がお正月、冬の季語なのだろうか。
この方面は疎いので厳密にはわからないが、旧友、知人、もしかしたらかつての恋人をしのばれた句なのかもしれない。俳句も和歌もたしなまないが、いつも覚えている句。

 週末、所用で出かけ、多くの昔の知人にあった。若く美しかった、琴の姉弟子は、美しさそのままに名取りとなり、立派な師匠になっておられた。わずか二ヶ月の結婚生活(急性白血病で亡くなられたとのこと)を語る声は、さすがに芸能で鍛えた若々しい声である。伝統芸能の教室は、どこでも少子化のあおりをうけ、大変だとのこと。よくわかる。狭い世界だけに、私がご縁があって奥免状をいただいた先生はもちろん知人、かつて、再会のこの土地に疎開されていたことも判明。
 覚えているのは山田流箏曲のいくつもの旋律や、唄。先代のお家元のお姿。新春のお弾き初めの華やかさ。

 竹馬にのったことはないが、人のつながりは、そんなものかもしれない。

 まったく分析的ではない、無駄話ではある。

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